選抜総選挙の立候補を受けて
2017年3月31日。
私の推しであるAKB48の峯岸みなみが選抜総選挙に立候補した。
正直な感想は「なんでやねん」
少しでもアイドルに興味がある人なら1度は見たことがあるはず。
これがどれだけヲタクの意地とプライドとアイドルの闇を抱える代物なのかは置いておいて、昨年のテレビ中継を見たことがある人はいるだろうか?
詳しくは覚えていないけれど、確かスカパーでライブ中継~下位発表まで行い、19時くらいから地上波でテレビ放送したはず。
みぃちゃんは去年17位だった。
※総選挙って順位を付けるのは知ってるけれど、具体的に何位までが良いの?という方のために補足。上位16位までが次のシングル曲の選抜になれる。
そう、17位じゃダメなんです。
4万票以上を獲得しておきながら、わずか60票差で選抜には届かなかった。
しかし彼女は言ったのだ、「悔しいけど後悔はない」と。
昨年、立候補した時点で「最後」だと言った。
モバメでも、雑誌のインタビューでも、ツイッターでも、
「最後の総選挙だ」と言った。
順位が発表されて、名前が呼ばれて、スピーチをして、
「私の総選挙は終わった」と、数百万人が見ているであろうテレビを通して宣言したのだ。
これまでにも「最後」と言っておきながら立候補していたメンバーはいた。
お家芸みたいに毎年繰り返すメンバーはいる。
しかし、そのすべてのメンバーに言いたい。
「最後」が持つその力の意味を、あなたはちゃんと分かってる?
人間なんだから考えが変わることくらいある。
増してや1年も期間が開いたら「やっぱり出ようかな~」なんて思うこともあるかもしれない。
でもそれなら、「最後」だと言って票を集めるべきではなかった。
全てが終わった後に、「今年で総選挙は最後でした」と言えば良かった。
それならばこんなにもヲタクを動揺させることは無かったはず。
「最後だから選抜に入れてあげたい」「最後だから目標を叶えてあげたい」そう考えて投票したヲタクがどれだけいるんだろう?
私は兼ヲタだし全てをみぃちゃんに注ぎ込んでる訳じゃないし、こんなことを言う権利はないのかもしれない。
それでも、思わずにはいられない。
みぃちゃんにはそんなことして欲しくなかった。
彼女が送ってきたモバメ「明日ゆっくりメールします。」
今の私はこれを待つより他ない。
アイドルとヲタクの関係は薄っぺらい。
推しに嘘をつかれたならば、ヲタクは何を信じればいいのだろう。