一夜明けて
2017年4月1日 0:00
みぃちゃんからのメールを読んで1番に思ったことは、
「私はみぃちゃんのことを何にも分かってなかったんだな」だった。
ヲタクがアイドルの何が分かるんだって言われたらそれまでだけど、少なくとも7年間ずっとみぃちゃんを推してきて、みぃちゃんのアイドルとしての気持ちは3割くらい理解出来てるつもりだった。
でも私はたぶん、2%も理解してなかったと思う。
私が思っているよりずっとずっと、彼女は"AKB48"を愛していたのだ。
普通に考えれば13~24歳まで、人生の半分近く立ってきた自分の居場所が嫌いな訳ない。別に嫌いだと思ったことないけど。
好きで好きで、大好きで、でも自分が好きだったAKB48が変わっていくのが悔しくて。
もしかしたらそんな思いを抱えていたのかなぁ
ファンですらAKBが変わってしまったことに気付いていて、でもそれをどうにかする術なんか無くて、私はそっと耳を塞いでいた。
私は"AKB48"が好きなんじゃない、"峯岸みなみ"が好きなだけ。
そう思ってここ数年はずっと応援していた。
それを否定していたつもりはないけど、フォトブックで卒業を発表した時、「ああ、やっと卒業するんだ」と思ったのは事実だった。
ソロでアイドルをするつもりなんて無いだろうし、AKBを卒業したらアイドルのみぃちゃんとはお別れなんだな
そんな風にのんきに考えていた。
でも、この1年で何度も何度も卒業を示唆してきた彼女が、心の中に葛藤を抱えていたなら、自分に無理やりプレッシャーをかけていたなら、ファンとしてとても悲しい。
何にもできないなんて思って欲しくない。
私は少なくとも何度もみぃちゃんに元気を貰った。アイドルを応援する楽しさを、私に教えてくれたのはみぃちゃんだった。
そんな彼女が、「これからもAKB48の一員でいる」と決めたなら、私に出来ることはただ1つ。
みぃちゃんを全力で応援すること。
1度切りの人生、わがままに生きたって良いんじゃないかって、そう思った。
だって色々言われることなんて全部分かってる。分かってない訳ない。ファンですら複雑に思うことも、全部全部分かった上で、それでもちゃんとその結論を出したんだもん。
みんなはどっちがいいのかな?って、そんなこと聞かなくて良いよ。
みぃちゃんが選んだ方がいいに決まってる。今は違ったとしても、これから「あの決断は正しかった」って思える未来にすればいい。
友達と飲んで帰って来て化粧落としてメール読んで泣いて、慌ててパソコン立ち上げて今ポチポチしてる。
文章もめちゃくちゃだけど、私の正直な気持ちを書き残しておきたくて。
私はやっぱり、みぃちゃんが宇宙で1番大好きです。
この気持ちを持っている間はずっと応援しようって、あの事件の時思ったの。その時のことを思い出したよ。
だってアイドルを応援する1番シンプルな理由は「好きだから」だもんね。
これからもずっとずっと好きでいたい。みぃちゃんの人生を、ファンという立場で応援していたい。